2021年11月

偉人や偉人のうつ病
偉人と偉人の共通点 尊徳 益軒

 二宮金次郎、尊徳(以下すべて敬称略)のことについては、シリーズで書かせていただきました。金次郎は、薪を背負いながら読書している像が有名ですね。幸田露伴本の挿絵からイメージされたようです。それが歩きスマホを連想させるため […]

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一般
人間はどのように平等か

人間は平等でしょうか。こんなことを直で考えることは普通でないかもしれません。が、お許しください。ちょっと考えると、いろいろな面で比較してみて、どうも人間は平等ではない。あいつの方が才能がある、金持ちだ、彼女の方が美人だな […]

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偉人や偉人のうつ病
偉人の接点 スピノザとフェルメール 光と影

 最近「スピノザ よく生きるための哲学、フレデリック・ルノワール、田島葉子訳」を読んでいますが、これによると、「エチカ」などを書いた哲学者のスピノザ(バールーフ・デ・スピノザ)は、1632年11月24日にオランダのアムス […]

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偉人や偉人のうつ病
恕と仁 大切なこと

 人間が生きる上で大切なこととはどういうことなのか。偉人といわれるような人はどうとらえているのか?それを引き続き探してみます。今回は論語の中から「恕(じょ)」と「仁(じん)」に関することについて取り上げてみます。 まずは […]

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精神科、精神保健福祉法
精神科医の薬の使い方はなぜ個性的なのか

 精神科の医師の薬の使い方は、その人によって随分と異なっています。多くの数の薬剤を使う精神科医、少ない数の薬で済ます医者、だんだん増えていく医者、そして、どの患者にも同じ薬を使う医者などなど。  これは、どういうことかと […]

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偉人や偉人のうつ病
悟りの方程式 二宮金次郎の場合

「悟り」、「覚醒」、「啓示」、「開眼(かいげん)」とは何でしょうか。悟りというと東洋的なイメージがありますが、デカルトは、「哲学原理」の中で、認識とか知恵の段階には基本的な4つがあるとし、「神的啓示は、我々を段階的に導く […]

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一般
自殺者数の減少は何に由来するのか?

 我が国の自殺者数は、先進国の中では多いほうですが、それでも幸いなことに減ってきています。日本で自殺者数が減っているのは、何に由来するのでしょうか。  日常の臨床経験から、抗うつ薬は効果があるなという確かな感じ(エビデン […]

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一般
逆説的な詩、ニューヨークリハビリ研究所

 ニューヨークリハビリテーション研究所の壁に下の詩が書かれているそうです。もともとは病室の壁に書かれていたものを受付の壁に持ってきたらしいです。作者不詳とされることが多いです。(渡辺和子は、「幸せのありか PHP文庫」の […]

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偉人や偉人のうつ病
よい奉仕をするために 聖人たちに聞く

 私たちの仕事は、医療を通じて他者に奉仕することですが、これは、とても難しいことです。なぜなら、人間は感情の動物であり、好き嫌いがあり、日々の機嫌の違いもあって、いつでもだれにでも親切にかかわるということは難しいものです […]

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偉人や偉人のうつ病
よい奉仕をするために マザーテレサはなぜ可能だったのか

 マザー・テレサ(幼名:アグネス)は、1910年8月26日、ユーゴースラビアのスコピエで生まれました。父親は、建設業及び議員を兼ねる有力な名士で、慈悲深く貧しい人々に思いやりがあったといいます。  徳の高い母との間に、長 […]

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