偉人や偉人のうつ病

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偉人のうつ病 トルストイ その2 ロマン・ロランへの手紙

 1887年4月 パリの大学生であった21歳のロマン・ロランは、トルストイに手紙を送っています。人生の意義というものを教えてほしいなどの内容だったそうです。それに対して、半年後の10月に59歳のトルストイは返信しています […]

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偉人のうつ病 トルストイ その3 不器用

 レフ・トルストイは、ロシアの裕福な貴族の家庭の四男として生まれたものの、2歳のとき母親を病で失い、9歳の時に父親も失いました。二宮金次郎より早く両親を失っています。とても感じやすく、泣き虫な子でした。幼少期から考えるこ […]

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偉人のうつ病 トルストイ その4 思想

 トルストイは、67歳の時に、「3つのたとえ話」で自身の思想について語っています。(八島雅彦著「トルストイ」清水書院)から抜粋してみます。  第1のたとえ話  いい牧草地に雑草が茂ってしまいました。たまたま牧草地を訪ねて […]

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妙好人流の生き方は現代に通用するか

 妙好人(みょうこうにん)とは、広辞苑では、「行状の立派な念仏者。特に浄土真宗で篤信な信者をいう」となっています。その語源は、中国の浄土教の善導(613-681)が、『観無量寿経疏(かんむりょうじゅきょうしょ)』(観無量 […]

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偉人のうつ病 トルストイ その5 懺悔1

 トルストイは、1882年に「懺悔(ざんげ)」を完成しています。岩波文庫の原久一郎訳「懺悔」は、昭和10年に出版されましたが、私は昭和48年の第33版を入手しました。訳者の原は「真摯な告白」と評していますが、彼は正直すぎ […]

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偉人のうつ病 トルストイ その6 懺悔2

 1879年(明治12年)に書き終わった「懺悔(ざんげ)」の中で、51-52歳のトルストイは、「振り返って30年も40年も生きてきた今に至り、頭脳が完全に固まり、人生には何物もなく、ただ残酷で愚劣なだけであるという結論に […]

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逆説的に生きる その1 親鸞 源左

 逆説とは何でしょうか?  辞書では、真理(結論)と反対なことを言っているようで、よく考えると一種の真理を言い表している説。 例、「負けるが勝ち」の類。パラドックス(paradox)とは、正しそうに見える前提と、妥当に見 […]

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逆説的に生きる その2 キリスト教1

 浄土真宗の方から、この逆説の生き方の考察を始めました。公正を期すために今度は、キリスト教の新約聖書の方に行きましょう。私は、クリスチャンではありませんので、キリスト教徒の方々がみると間違っていることになるかもしれません […]

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論語と算盤 渋沢栄一

 渋沢栄一の論語と算盤を多くの方々が訳しています。日本語は訳さないといけないところが残念です。それだけ、変化しているということでしょう。変化できるところがいいところかもしれません。南京で大虐殺があったと一部でされます。慰 […]

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スピノザから学ぶ自由な生き方 1

 スピノザ、ベネディクトス・デ・スピノザ Benedictus de Spinozaは、1632年11月24日、オランダ アムステルダムのユダヤ人居住区に生まれました。このファーストネームは、祝福された者という意味だそう […]

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