わるい日があればいい日がある
調子の悪い日には、我を失い苦しむもの。どうしていいかわからなくなる。ただし、この世は、諸行無常。今日、苦しんだことも、明日には状況が変わっている。そんなことを何度も繰り返しても、また、必要以上にこだわって悩み苦しんでし […]
偉人と偉人の共通点 尊徳 益軒
二宮金次郎、尊徳(以下すべて敬称略)のことについては、シリーズで書かせていただきました。金次郎は、薪を背負いながら読書している像が有名ですね。幸田露伴本の挿絵からイメージされたようです。それが歩きスマホを連想させるため […]
人間はどのように平等か
人間は平等でしょうか。こんなことを直で考えることは普通でないかもしれません。が、お許しください。ちょっと考えると、いろいろな面で比較してみて、どうも人間は平等ではない。あいつの方が才能がある、金持ちだ、彼女の方が美人だな […]
偉人の接点 スピノザとフェルメール 光と影
最近「スピノザ よく生きるための哲学、フレデリック・ルノワール、田島葉子訳」を読んでいますが、これによると、「エチカ」などを書いた哲学者のスピノザ(バールーフ・デ・スピノザ)は、1632年11月24日にオランダのアムス […]
精神科医の薬の使い方はなぜ個性的なのか
精神科の医師の薬の使い方は、その人によって随分と異なっています。多くの数の薬剤を使う精神科医、少ない数の薬で済ます医者、だんだん増えていく医者、そして、どの患者にも同じ薬を使う医者などなど。 これは、どういうことかと […]
悟りの方程式 二宮金次郎の場合
「悟り」、「覚醒」、「啓示」、「開眼(かいげん)」とは何でしょうか。悟りというと東洋的なイメージがありますが、デカルトは、「哲学原理」の中で、認識とか知恵の段階には基本的な4つがあるとし、「神的啓示は、我々を段階的に導く […]
自殺者数の減少は何に由来するのか?
我が国の自殺者数は、先進国の中では多いほうですが、それでも幸いなことに減ってきています。日本で自殺者数が減っているのは、何に由来するのでしょうか。 日常の臨床経験から、抗うつ薬は効果があるなという確かな感じ(エビデン […]
逆説的な詩、ニューヨークリハビリ研究所
ニューヨークリハビリテーション研究所の壁に下の詩が書かれているそうです。もともとは病室の壁に書かれていたものを受付の壁に持ってきたらしいです。作者不詳とされることが多いです。(渡辺和子は、「幸せのありか PHP文庫」の […]
よい奉仕をするために 聖人たちに聞く
私たちの仕事は、医療を通じて他者に奉仕することですが、これは、とても難しいことです。なぜなら、人間は感情の動物であり、好き嫌いがあり、日々の機嫌の違いもあって、いつでもだれにでも親切にかかわるということは難しいものです […]