スピノザ
偉人の接点 スピノザとフェルメール 光と影
最近「スピノザ よく生きるための哲学、フレデリック・ルノワール、田島葉子訳」を読んでいますが、これによると、「エチカ」などを書いた哲学者のスピノザ(バールーフ・デ・スピノザ)は、1632年11月24日にオランダのアムス […]
スピノザから学ぶ自由な生き方 1
スピノザ、ベネディクトス・デ・スピノザ Benedictus de Spinozaは、1632年11月24日、オランダ アムステルダムのユダヤ人居住区に生まれました。このファーストネームは、祝福された者という意味だそう […]
スピノザから学ぶ自由な生き方 2
スピノザの主著であるエチカは、第5部まであるのですが、第一部は「神について」です。とてつもない始まり方です。しかし、この後の展開にとって重要なところですので、原文のまま挙げます。 参考文献は、①工藤喜作、斎藤博訳:ス […]
スピノザから学ぶ自由な生き方 3
エチカの第2部は、「精神の本性と起源について」です。ここで、スピノザが説明するのは、「神の本質、いいかえれば永遠・無限の存在者の本質から必然的に生じなければならないことがら」であるといいます。その中でも、「人間精神と人 […]
スピノザから学ぶ自由な生き方 4
第3部 「感情の起源と本性について」に行きます。なるべくかみ砕いていきましょう。スピノザは、多くの人たちが自分の意志で自分の行為を決めていると考えているが、それは間違った思い込みであるといいます。そして、人は人間が無力で […]
スピノザから学ぶ自由な生き方 5
エチカ 第4部 「人間の隷従あるいは感情の力について」に行きましょう。ただ、かいつまんで読んでみるだけです。 スピノザはこのように言います。感情に支配される人間は、自分を支配できずに、運命の力に自分をゆだねてしまって […]
スピノザから学ぶ自由な生き方 6
ホイヘンスは、オランダのハーグで生まれました(1629年4月14日 - 1695年7月8日)が、その3年後に、スピノザがアムステルダムで生まれています。ホイヘンスは、数学者、物理学者、天文学者であり […]
スピノザから学ぶ自由な生き方 7
話はそれますが、「世界は善に満ちているトマス・アクィナス哲学講義」の著者山本芳久は、同書の中でこう言っています。「哲学の古典を丁寧に読むというのは、けっこう大変な作業で、何十年も読んでいる専門家でもよくわからないところ […]