偉人や偉人のうつ病
どう主張するか? 道元から学ぶ
道元の弟子である懐弉(えじょう 1198-1280)は、道元が僧たちに話した内容をかきつづっています。その正法眼蔵随聞記の中から、印象深いところをお示しします。 道元はこう言いました 自分は道理にかなったことを言ってい […]
道元の教え 支援者の心がけ
菩提薩埵四摂法(ぼだいさったししょうぼう) 菩提薩埵というのは、インドのサンスクリット語の bodhisattvaの音訳です。中国でそれに 菩提薩埵という語をあてたようです。略して菩薩ということです。菩薩という言葉の […]
良寛、鷹山、方谷と継之助の接点
例によって、偉人と偉人の接点を探っていきます。精神科医の視点を入れたいと思います。良寛、上杉鷹山、山田方谷、河井継之助の共通点です。 良寛 父以南の自殺 1758年新潟出雲崎の町名主の橘屋山本家の長男として良寛が生ま […]
鷹山、金次郎、方谷 人間関係
鷹山の場合 人生は人間関係でできているといってもいいでしょう。鷹山の人間関係もまた暗く深いです。 藩主重定の側近である森 平右衛門は、藩の中で徐々に台頭し、郡代所頭取となりました。藩政改革のために竹俣政当綱(まさつな […]
鷹山、金次郎、方谷 4 考え方
鷹山の場合 鷹山の師であった細井平洲は、朱子学派でも陽明学派でもない折衷学派であり、実践を重視しました。他者に対する思いやりとか尊重ということも重視しました。それは、金次郎でも方谷でも同じです。鷹山は、平洲を心から慕い […]
鷹山、金次郎、方谷 3 学問
学問について 鷹山の場合 上杉家に迎えられてから鷹山が学んだのは、藩主重定の侍医の藁科松柏(わらしなしょうはく)です。松柏は、藩内随一の秀才で名医であり儒者でした。松柏は鷹山の才能を認め、有能な師が必要と考え、細井平洲 […]
鷹山、金次郎、方谷 2 家庭生活
家庭生活 マザーテレサのように家庭生活のない偉人は希であり、多くの偉人たちは妻を持ち、子供を育てています。ただし、代償なのでしょうか、偉人の家庭生活は多くの問題を抱えています。ルソー、トルストイ、ガンジー・・・ 家庭生 […]
鷹山、金次郎、方谷 3人の偉人
3人の概略 江戸時代に活躍した3人の偉人について、精神医学的検討をすすめていきます。 3人のうち上杉鷹山(ようざん)と二宮金次郎の2人は内村鑑三の「代表的日本人」に取り挙げられています。 上杉鷹山の生没年は、17 […]