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ラッセルの幸福論で幸福になる 2 「バイロン風の不幸」

第2章 バイロン風の不幸  ラッセルは、不幸の典型例として 3人のペシミストを挙げます。 まず、バイロン。1788年イングランド生まれの男爵。ジョージ・ゴードン・バイロン。ラッセルと同じケンブリッジ大学出の詩人で、遊び惚 […]

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ラッセルの幸福論で幸福になる 1 「不幸の原因」

 幸福を推進するのは、精神科医の仕事の一つであろうと思われます。幸福とは、主観的なものであり、端から見て不幸と思われても、当人は幸福だと思っているという場合もあるし、幸福か不幸か考えている余裕もない、ただ必死だという場合 […]

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何でも簡単にしよう

 毎日、大量の書類を書いています。精神保健福祉法に関するもの、自立支援法に関するもの、生活保護に関する書類、院内の作業療法の指示書、訪問看護指示書(院内と院外)、各種アンケート、障害年金診断書、医師意見書、診療情報提供書 […]

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精神科の安価すぎる薬

 抗精神病薬であるハロペリドール0.75mg錠は、1錠6円。3mg錠でも6.4円。先発品のセレネースだと、それぞれ 7.9円と10.1円の薬価である。1日3mgから9mgくらいで治療は行われるから、1日18円から30円く […]

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気づきの力 Power of the Awareness その3

 気づきの力に注目するのは、気づきは何か豊かなものを人に与えてくれるからです。   ニュートン(Sir Isaac Newton、1643年1月4日 - 1727年3月31日、英国)は、リンゴが木から落ちるのを見て、万有 […]

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気づきの力 Power of the Awareness その2

ソニーのウォークマン  1979年(昭和54年)にソニーからウォークマンが発売された。ソニーのホームページから画像を取り出させていただいた。カセットテープで聞く初めのウオークマンである。音楽を外出中に聞くなどということは […]

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気づきの力 Power of the Awarenss その1

はじめに  「気づきが大切」などと聞くことがある。心理学の領域で、よく使用される言葉である。あまり意味が分からないまま、心の片隅にあった。何か大切なこと、ひっかかることが、潜在意識の中に留め置かれることがある。それが何か […]

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左利きのタレント

自分でテレビを積極的に見ることは少ないが、家族が見ているテレビをのぞき見することがある。 バスに乗ったり、電車に乗ったりして、あるいは歩きで、タレントが食べ歩きをする番組が結構多い。コマーシャルでも食べるシーンがしばしば […]

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精神科医の自殺の抑止力 医療関係者向け

はじめに  神の手を持つ外科医は、自分の実力を確信できるし、周囲からも確かに素晴らしい成果を挙げていると言われます。  では、精神科医はどうでしょう? その成果ははっきりせず、治療の効果はいかほどなのかわかりにくいものが […]

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鴎外への鎮魂歌3 サフランの暗示

 鴎外の随筆の中でも秀逸とされる「サフラン」の中には、秘密が隠されているとみる。それは自分の失敗した理由の探索。 「名を聞いて人を知らぬということが随分ある。人ばかりではない。すべての物にある。私は子供の時から本が好きだ […]

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