統合失調症の診断方程式(医療従事者向け)

 統合失調症を数式で診断しようとしました。ごく簡単に説明しますと、統合失調症では、脳の炎症が伴っており、その炎症の指標となる検査値があれば判定が可能です。

 そのような理由から、性別、血清中の総蛋白、白血球血液像の割合がわかれば、簡易診断が可能です。ただし、入院を要するような急性期の統合失調症である可能性を示します。 

判別分析による統合失調症の診断方程式を下記に示します。

  <男性=0、女性=1、総蛋白(血清総蛋白)は g/dl、NLR=好中球%/リンパ球% を上記代入する>

  得られた結果(判別得点)を下の表でどこにあてはまるか見てください。あくまで参考とお考え下さい。

より、詳しくお知りになりたい方は、

菊池章他:統合失調症急性期入院患者の好中球/リンパ球比と血清蛋白質量の前向き研究.精神医学 66 849-859,2024 をご覧ください。