精神科、精神保健福祉法
精神保健福祉法やその他の精神医学の問題について調べました。関心を持っていただけるとありがたいです。私の勉強のノートのようなものです。
ナイチンゲールの「看護覚え書き」
看護師の象徴として誰もが思い浮かべるのがナイチンゲールでしょう。フローレンス・ナイチンゲールは、1820年に生まれ、1910年に90歳で亡くなりました。1854年に起こったクリミヤ戦争の際、ロシアと戦う連合軍の看護師と […]
天使はやっかい人のふりをしてやってくる
統合失調症の患者さんは人口の1%くらい。それは全世界であまりかわらないといわれています。つまり、どの国でも、人口の内、約1%の人間が、統合失調症という重病になっています。日本の精神科病院には、約30万人くらいが入院して […]
ラッセルの幸福論で幸福になる 1 「不幸の原因」
幸福を推進するのは、精神科医の仕事の一つであろうと思われます。幸福とは、主観的なものであり、端から見て不幸と思われても、当人は幸福だと思っているという場合もあるし、幸福か不幸か考えている余裕もない、ただ必死だという場合 […]
精神科の安価すぎる薬
抗精神病薬であるハロペリドール0.75mg錠は、1錠6円。3mg錠でも6.4円。先発品のセレネースだと、それぞれ 7.9円と10.1円の薬価である。1日3mgから9mgくらいで治療は行われるから、1日18円から30円く […]
人格水準の低下(医療関係者向け)
はじめに 「人格水準の低下」は、「人格障害」、「人格の荒廃」と並んで恐ろしい精神医学用語である。「人格」とは、人間にとってもっとも大切なものの一つであり、人間そのものだともいえる。それが低下してしまってはたまらない。人 […]
心配しすぎることの弊害
日本人の病的特性 間違った認識から間違った風潮が生まれる。誰もがそれを疑わない。 日本人の多くは優等生だ。例えば、ほとんどの人がマスクをしている。してないと悪い人みたいだ。マスクをしている方が感染を防げると考えるから […]
精神科医の薬の使い方はなぜ個性的なのか
精神科の医師の薬の使い方は、その人によって随分と異なっています。多くの数の薬剤を使う精神科医、少ない数の薬で済ます医者、だんだん増えていく医者、そして、どの患者にも同じ薬を使う医者などなど。 これは、どういうことかと […]
精神科の患者が他科を受診したとき
まえおき 精神科の患者さんに身体症状が生じたとき、高血圧や高脂血症などの軽症のものであれば、精神科の外来や病棟で対処することが可能です。しかし、高度の検査や手術を必要とするもの、がん、肺炎、水中毒などは、総合病院で対処し […]