偉人や偉人のうつ病
宮沢賢治の万人の幸福と親鸞の唯一人の幸福
賢治の場合 宮沢賢治は、1926年(大正15年)に農民の生活向上を目指して農業指導を実践するために羅須地人協会を設立。そこの授業のために書かれたのが「農民芸術概論綱要」です。無料肥料指導などの活動を行いますが、1933 […]
ラッセルの幸福論で幸福になる 5 「ねたみ」
ラッセルは、不幸の原因を順番に取り上げていきます。次は、「ねたみ」です。 ねたみは、1歳未満の子供にもみられるもので、1人の子供だけかわいがれば、即座に気づかれて恨みを持たれる。子供を扱う人は、物を分け与える時には、 […]
ラッセルの幸福論で幸福になる 4「疲れ」
第5章 疲れ 不幸の原因の一つとして、ラッセルは「疲れ」を挙げます。 今日、この進歩した社会において最も深刻な疲れは、神経の疲れである。疲れの原因の一つは、騒音である。騒音を聞くまいと意識下で努力するために、なお一層 […]
ラッセルの幸福論で幸福になる 3 「競争」
第3章 競争 アメリカ人やイギリス人のビジネスマンに生活の邪魔をするのは何かと尋ねたとしたら、「生存競争だ」と言うだろうとラッセルは語ります。しかし、昔と違って、そういうビジネスマンは仕事に失敗したところで餓死すること […]
ラッセルの幸福論で幸福になる 2 「バイロン風の不幸」
第2章 バイロン風の不幸 ラッセルは、不幸の典型例として 3人のペシミストを挙げます。 まず、バイロン。1788年イングランド生まれの男爵。ジョージ・ゴードン・バイロン。ラッセルと同じケンブリッジ大学出の詩人で、遊び惚 […]
気づきの力 Power of the Awareness その3
気づきの力に注目するのは、気づきは何か豊かなものを人に与えてくれるからです。 ニュートン(Sir Isaac Newton、1643年1月4日 - 1727年3月31日、英国)は、リンゴが木から落ちるのを […]
気づきの力 Power of the Awareness その2
ソニーのウォークマン 1979年(昭和54年)にソニーからウォークマンが発売された。ソニーのホームページから画像を取り出させていただいた。カセットテープで聞く初めのウオークマンである。音楽を外出中に聞くなどということは […]
鴎外への鎮魂歌5 母との関係
鴎外の母親である峰子の教育熱心さはよく知られている。以下主に「鴎外の人と周辺」等を参考とする。母親峰子が教育熱心だった理由だが、峰子の夫は養子である。藩医である由緒ある家系の中で、男系の跡継ぎがなかったために、静男を迎 […]
鴎外への鎮魂歌3 サフランの暗示
鴎外の随筆の中でも秀逸とされる「サフラン」の中には、秘密が隠されているとみる。それは自分の失敗した理由の探索。 「名を聞いて人を知らぬということが随分ある。人ばかりではない。すべての物にある。私は子供の時から本が好きだ […]
鴎外への鎮魂歌4 軍服の鴎外
下の写真は、明治17年(1884年)10月8日にフランス マルセイユの写真館で撮影されたものである。留学のため欧州に向かう船の中で1か月半の長旅のあとである。鴎外は後列左から2人目。軍服姿は2人のみ。これが鴎外の最も古 […]