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  日本では、約30万人の方々が精神科病院に入院されています。また、統合失調症は、どの時代、どの国でも、人口の約1%の人が発病し、ハンディキャップを背負います。誰がかかってもおかしくない病気をこれらの患者さんが背負ってくれています。

 ですから、治療する側に立つ者は、その役割をしっかりと果たさなければならないと考えます。一方、精神疾患は、理解することが難しく、一般の人はもちろんのこと、医療従事者でさえ認識はなお不十分であり、一生涯掛けて認識を深めていくという姿勢で立ち向かわなければならない病気だと考えています。また、精神疾患は労働能力を低下させることがあり、ご本人やご家族に経済的な問題を引き起こします。そのため、当院では差額ベッドは1床もありません。(部屋割りは病院サイドで病状に基づき決めさせていただいています)

 このような考えをもとに、当院では、患者様への尊重や共感の姿勢が重要と考え、スタッフ間で繰り返し共有しております。

  当院は、うつ病、統合失調症、アルコール依存症、認知症などの患者様の入院・外来治療を行っております。入院治療では、医師を中心とする多職種チームが協力しつつ、病状に応じた治療を行います。外来治療では、医師の診察のほか、訪問看護デイケアや職場復帰のためのリワークがあります。

 どうぞ、当院の外来、入院、デイケア、リワークをご利用ください。より良い精神科医療を目指しております。                                                     

   理事長・院長  菊 池 章

〇 略歴
1984年 筑波大学医学専門学群卒業
1988年 同大学大学院医学研究科修了(医学博士)
1999年 浦和神経サナトリウム 院長
2009年 浦和神経サナトリウム 理事長兼院長

〇 資格
精神保健指定医 精神科専門医・指導医 産業医 感染制御医(ICD)

〇 所属学会
日本精神神経学会 日本生物学的精神医学会 日本精神病理学会
日本社会精神医学会 日本感染症学会

〇 役職
さいたま市精神医療審査会委員 さいたま市障害支援区分委員会委員 さいたま市自殺対策医療連携事業連絡調整会議委員 
さいたま市精神保健福祉審議会委員 浦和医師会救急対策部委員 浦和医師会精神科医会会長
埼玉いのちの電話評議員 埼玉県立浦和特別支援学校校医 
埼玉県公安委員会指定医師

〇賞
埼玉県医師会医学奨励賞(平成29年11月16日)    

業績

基本理念

一. 誠意と共感をもって心身の健康回復を粘り強く援助します。

二. 個を尊重し、透明性と信頼性のある医療を目指します。

三. 新しい知見に基づいて、きめ細かい良質な医療を行います。

四. やすらぎのある医療環境づくりを進めます。

五. 自然治癒力を高め、社会復帰の道のりを共に歩みます。

浦和医師会
精神科病院協会